未経験からWEBデザイナーやグラフィックデザイナーに転職したいと思っている人は意外と多いのではないでしょうか。
私もその一人で、実際未経験でデザイナーに転職することができました。
ただ、実際に転職の体験談や勉強法についてきける機会って意外と少ないですよね。
今回の記事では、当時勉強や転職活動をしていた時の体験談を放出しています。
今悩んだり迷ったりしている人にとって少しでもヒントになれば嬉しいです!
- 未経験からデザイナー転職にかかった期間
- 転職するためのデザイン勉強法
- ポートフォリオや職務経歴書はどうやって作ったか
未経験からデザイナーになるのにかかった期間
転職を考えて勉強を始めてから実際に内定が出るまでは15ヵ月くらいでした。
(転職前の会社に在職しながらの勉強・転職活動だったので、少し時間がかかった方かもしれません。)
独学でPhotoshop・Illustratorの使い方の勉強をスタート
スクールでデザインについての勉強スタート
書類作成〜エントリー〜面接〜内定まで約3ヵ月
独学やスクール含めた勉強期間が1年くらい、応募〜内定が出るまでが3ヵ月くらいのイメージです。
独学とスクールどっちがいいのか、あるいはどのスクールがいいのかについては個人差もあるかと思うので今回は触れませんが、両方経験できたことはよかったと思います!
未経験からデザイナーになるための勉強
ここからは実際にどんな風に勉強をしたかを紹介します。
デザイナーをやっている人は元々センスが良い、というイメージがあるかもしれませんが、私の場合は本格的に勉強する前はちゃんとデザイン出来ませんでした。笑
実際に過去のブログに使っていた当時の自作サムネイルはこちら…


両サイドの植物とちっちゃいクリップは何なの?



これがオシャレだと思ってたらしいよ
ここからどう勉強して転職に成功まで漕ぎ着けたのか、ぜひご覧ください😇
ちなみに上記の記事はこのブログの別の記事にて、内容もサムネイルも無事リニューアル済みです。笑
書籍やスクールの講義で基本理論を勉強した
変な癖がつかないように、レイアウトや配色の考え方、書体の選び方など基本的な部分はできるだけ早い段階で学ぼうと思っていました。
結果、最初の独学の段階で書籍を購入してある程度知識をいれていたおかげで、スクールでもう一度講義を受けた時にもすんなり理解ができました。
実際に読んでためになったなと思うのはこの2つです!
「なるほどデザイン」は写真や図版もおおいので本が苦手な人でもとっつきやすく、「デザインのドリル」は実際に手を動かして学ぶので、知識と記憶が結びついて定着しやすいかと感じました。
その他、初心者向けのデザイン入門本は別の記事でも紹介しています!


Photoshop・Illustratorの基本操作を勉強した


デザイナーへの転職を目指すなら、PhotoshopとIllustratorが操作できることはほぼ必須になってくるので早めに触っておくことをおすすめします!
わたしはデジハリ・オンラインスクールのAdobeマスタープランを契約していたので、付属の講義動画で基本的なソフトの操作を勉強できました。
Photoshop・Illustratorの大まかな機能の違いや学習法についてはこちらの記事で解説しています!


そこでひととおりの基本操作を抑えた後は、トレースや自主制作をしながら分からない部分はネットや本で調べることで覚えていきました。
「やり方を知っている」ことと「使いこなせる」ことはまた別かと思います。
人にもよるかとは思いますが、個人的には最低限の操作を覚えたあとは実際にどんどん手を動かして学んでいく方が覚えやすかったです👩💻
トレース・模写をして手を動かす習慣をつけた
ここでいうトレースと模写は、
- トレース:お手本を下(または上)に敷いてぴったりその通りになぞること
- 模写:お手本を横に置いて同じになるよう再現する(写す)こと
を指しています。
トレースや模写の意義に賛否両論はあると思うのですが、わたしは①ツールに慣れる ②目を養う ③手を動かす習慣をつけることを目標として、できるだけ毎日取り組むようにしていました。
トレースや模写をする際には本を買ったのが特によかったと思います!
お手本をなぞったり写したりするだけなのでネット上のバナーでもできますが、それだと題材を探す時・素材を探す時・近いフォントを探す時に大変な時間と手間がかかってしまいます。
個人的には実際に手を動かす工程に時間を使いたかったので、それだと継続するのがしんどくなってしまいました。
また、ネット上にはあまり質の高くないデザインもあります。
特に初心者のうちは良質なデザインを見分けられる自信がなかったので、お金はかかりますがわたしには本を買う方が合っていました◎
具体的にやってみたのはこの3つです!
先ほども登場した「デザインのドリル」は続編の「デザインのドリル2」もあります。
1は基礎、2はコンセプト毎になっているので、どちらもそれぞれためになりました。
「Illustrator&Photoshop デザインの作り方アイデア図鑑」はソフトの操作方法まで解説してくれているので、ソフトの操作にあまり自信がない方はこちらからやってみるのが良いかもしれません。
トレースや模写をする際のポイントは、必ず分析もセットですることだと思っています!
- なぜこの配色なのか?
- なぜこのレイアウトなのか?
- なぜこのフォントを使っているのか?
- 情報の優先順位はどのようにつけられている?
- どんな印象?
- ターゲットは誰?
などなど…間違っててもいいので「自分で考える」ことが大切です。
デザインには必ず意図があるので、制作者視点で考えることで自分ごととして捉えられるようになり、実際に自分で制作する時にも参考になってくると思います。
バナー、フライヤー、WEBサイトなどを実際に制作した
転職用にポートフォリオを作るためにも、トレースや模写だけでなく自主制作も必要です。
わたしはスクールの課題がメインでした。
が、そうなると同じスクールの人は同じ課題をするので、「採用担当者から見てオリジナリティに欠けた印象になってしまう」という話も転職時に耳にしました。
スクールを検討している方も余裕があれば課題以外に自分でテーマを決めた自主制作をしてみても良いかもしれません。
お題はChatGPTやGeminiなどのAIに出してもらうのがおすすめです!
作った自主制作は、できればパソコンの中に眠らせるだけじゃなくNotionなどで管理するのがおすすめです。
作った日付、制作メモ、使用したツールなども一緒に管理できるので、自分の成長が残せるだけじゃなく言語化の練習にもなります🙆
詳しくは別の記事で紹介しています!


自主制作管理用テンプレートも配布中!


毎日いろんなデザインを見てインプットした
「良いデザイン」を作るには「そもそも良いデザインとは何なのか」を知っておく必要がありますよね。
なのでアウトプットも大切ですが、インプットも怠らないよう毎日いろんなデザインを目にする習慣をつけました。
実際に参考にしていたメディアはこんな感じです。
①バナーデザイン、WEBデザインのギャラリーサイト
Pinterestでも良いのですが、ギャラリーサイトは基本的にはプロの人がピックアップしたものが並んでいます。
そしてプロの人によって選ばれているデザインは選ばれるなりの理由があります。
その理由を考えながら見ることも制作者の視点に近づけるんじゃないかと考えました。
バナーのギャラリーサイトはスマホからも確認できるので通勤中や昼休みなどの隙間時間に、WEBのギャラリーサイトはPCが開ける自宅で作業の合間などにチェックしていました。
どちらもWEBデザインの分野になりますが、基本的な原則(強弱のつけ方など)やトレンドをインプットできるという面でグラフィックデザイナー志望の方も勉強になるかと思います。
代表的なギャラリーサイトをいくつか紹介するので、ぜひ覗いてみてください!
②展示会やデザイナー年鑑
プロの作品に触れる、という意味ではギャラリーサイトとも似通った内容にもなりますが、第一線で活躍するクリエイターの個展や書籍を読みました。
毎年発刊されており、多くのデザイナー・クリエイターの作品が集められた「MdNデザイナーズファイル」はみているだけで勉強にもなるし楽しいので個人的にめちゃおすすめです!
一流に触れることで自分の感性も刺激されますし、どんなデザインが好きか知っておくのもいいことだと思います。
わたしは転職活動の面接できかれたことはありませんでしたが、ネットを見ていると好きなデザインや好きなデザイナーを面接できかれた例もあるみたいでした。
面接用じゃなくとも自分なりの答えを用意しておくことは、今後デザイン業界に身を置く上でも大切な気がします。
なにより憧れの人やデザインがあることはモチベーションにもつながります!
③LINE公式アカウントのバナー
公式アカウントを友だち登録して送られてくるバナーも観察・分析するようにしていました。
ギャラリーサイトなどは自分の意思がないと開けないですが、こっちは向こうから送ってもらえる分半ば強制的にバナーを目にする習慣がつきます。笑
④電車の広告、駅のパンフレット
駅のパンフレットやチラシもためになりそうなものがあれば集めていました。
紙媒体は紙質まで含めて実際に手にされる、あるいは掲出されることを想定して作られているので、グラフィック志望の方は街中の広告物を手にとってみることも勉強になるかと思います。
⑤Google拡張機能
Muzliという拡張機能は、新しいタブを開くとデザインに関するニュースや話題になっているサイトなどを紹介をしてくれます。
2026年時点では記事は全て英語ですが、ビジュアルが多めなので見ているだけでも十分トレンドのインプットになると思います!
⑥Feedly
読みたいトピックやメディアサイトをフォローすると、更新されたときにタイムラインのように表示してくれるリーダーです。
移り変わりの激しい業界なので、実際にデザイナーとして働き出してからも常に最新のニュースをキャッチアップすることは大切になってくるかと思います。
FeedlyはPCからはもちろんスマホからも確認できるので、通勤時間や朝起きたときなどにチェックしていました。
登録するならまずは
- PhotoshopVIP
- Webクリエイターボックス
- コリス
- 株式会社LIG
- noteの #デザイン 記事まとめ
などが個人的にはおすすめかと思います◎
未経験からデザイナーになるための転職活動
ここからは実際の転職活動はどのように進めたかについて紹介します。
ポートフォリオはWEBと紙の両方用意


スクールで作ったWEBのものと紙のものを用意しました。
その上で書類選考段階でWEBのポートフォリオを提出し、実際の面接では紙のポートフォリオを持参していました。
紙も作ったのは、実際転職サイトを見ていると紙媒体やPDF形式でポートフォリオの提出を求められる求人募集も多かったからです。
費用はかかりますが、印刷会社で印刷してもらう方が自宅のプリンターやネットプリントよりも綺麗に仕上がるのでおすすめです。
わたしはキンコーズで印刷をお願いしました!
紙媒体のデータ作成〜入稿の課程を経験していることもアピール材料になると思います。
履歴書、職務経歴書
応募書類はスクールで添削してもらいながら作成しました。
自分1人で作成する場合だと主観が入った文章になりがちなので、キャリアアドバイザーの人でなくとも可能であれば他人に見てもらった方がいいと思います。
企業への応募
Wantedly、Green、FINDJOB!(※現在はサービス終了しています)メインで大体20社ぐらいに応募しました。
地方在住だったので、条件が合って未経験でも応募できる企業を見つけること自体がかなり大変でした。ダメ元で実務2〜3年の求人にも応募していたので、体感は
- 書類通過率は半分以下ぐらい
- 内面接に進んだのは3〜4割ほど
- 内数社は選考途中に辞退
というかんじでした。
最終的に内定をいただいた1社が条件合っていたので、承諾して転職活動を終了しました。
ここまでだいたい3ヵ月ぐらいかかっていました。
在職しながらの転職活動はスケジュール管理が大変だったのであまり余計な時間を使えない関係上、選考途中に合わないなと感じたらすぐ辞退するようにしていました。
まとめ
未経験で、しかも技術職に転職するのはとても大変でした。
それでも中には順調に転職活動を成功させる人や、びっくりするぐらいレベルの高い制作物を作る人もいます。
そんな人だって見えないところでは泥臭い努力を積み上げてきたのかもしれません。
だからこそ、根気強く自分のペースで勉強や転職活動を少しずつ継続的に進める気持ちが必要なんだと思います。
そしてあくまでこの記事は一個人の体験談に過ぎず、この通りに勉強や転職活動をしても成功するとは限りません。
人によって勉強法も合う合わないがあるので、自分に合って継続できる方法を見つけられるのがベストじゃないかと思います。
最後まで読んでくださったあなたに良い未来が訪れることを願っています!





