デザイナーとして働くにも、広告会社だったり事業会社だったりフリーランスだったり、選択肢はたくさんありますよね。
中でも制作会社は特に激務で大変そうなイメージがあるのではないでしょうか?
ネットでは「制作会社はやめとけ」と言われてたり、一方「いきなりフリーランスより制作会社に入れ」とも言われていたり、どうすればいいのか分からない人も多いかと思います。
今回の記事では、未経験から制作会社に転職して4年目の筆者が思う「制作会社で働くってどんなかんじ?」について書いてみます。
キャリアに迷っている人にとって参考になれば嬉しいです!
- 制作会社のデザイナーの仕事はどんな感じか
- 制作会社で働いて感じたメリット・デメリット
- 未経験で制作会社に転職できるのか
制作会社のデザイナーって何をしている?

まずは著者のプロフィールはこんなかんじです。
- 制作会社の4年目デザイナー
- WEBデザインとグラフィックデザインを担当
- 未経験から中途入社
- 地方在住
続いて、具体的な仕事内容はこんなかんじ。
- WEBデザイン
- ワイヤーフレームの作成
- デザインの提案
- 実装されたサイトのチェック
- クライアントからの修正対応
- WEBサイトの更新
- グラフィックデザイン
- ワイヤーフレームの作成
- デザインの提案
- クライアントからの修正対応
- 入稿データ作成
- クライアントとのミーティングへの参加
やりとりは基本はディレクター経由のため、見積もり対応や納期の折衝などはやっていません。
仕事は1人で作業することもあれば、複数人のデザイナー、エンジニアと協業することもあります。最近はリモートになったので、社内外のやりとりはチャットツールやオンラインビデオ会議がメインです。
WEBデザイン・グラフィックデザインの違いについては別の記事で詳しく触れています!

1日の仕事の流れはこんなかんじ

1日の流れとしては、だいたいこんな日が多いイメージです。
- 9:00
-
メールやチャットの確認
- 9:30
-
WEBサイトの更新対応
- 12:00
-
昼休み
- 13:00
-
クライアントとオンラインでミーティング
- 16:00
-
フライヤーのデザイン作成
- 18:00
-
退勤
案件にもよりますが、このように複数案件を同時進行することも多いです。スケジュール管理能力の重要性を感じています…!
制作会社ってやっぱりきつい?

わたしが思う結論は「会社によるので必ずしも激務とは限らない」です。
よく「制作会社は残業が多い」、「納期が短い」と言われるイメージで、働くのに不安を感じている人もいるのではないでしょうか?
転職活動でいろんな会社の話を聞いたときは実際に「残業が多い」と言っていた会社もありました。
しかし、だからといって全ての会社が必ず残業が多いわけでもないかと思います。
直接取引と代理店経由の案件どちらが多いか、自社で行なっている事業の有無、経営者のライフワークバランスに対する方針などによって変わるイメージです。
わたしの場合は特に制作会社だから厳しい・大変と感じたことはなく、仕事をする上では許容範囲内のストレスでやっていけてるという感じ…笑
基本的に残業することはありませんが、たまに案件の締め切りが重なって忙しくなると残業することもあります🙍♀️
制作会社で働いて感じたメリット

続いて、制作会社を選んでよかったと思うことを挙げてみます。
フィードバックを得られる
特に入社した当初は、とにかく先輩やディレクターからたくさんフィードバックを受けられました。
初心者の頃は自分の作ったデザインがしっかり目的を達成できるものになっているのか?クオリティはどうなのか?自分で判断するのは難しいですよね。そんな時に周囲の人にしっかり指摘してもらえるのはありがたかったです。
もちろん人に頼りすぎるのも良くはないかと思いますが、フィードバックをもらえたおかげで制作で迷ったときの判断の指針が培われたと感じています。
困ったら周囲の人に助けを求められる
仕事をしていると、たまに自分の実力以上の案件を任されたり、分からないことが出てきて困ったりすることもよくあります。
そんなときでも、制作会社だと周囲の先輩デザイナーやディレクターに相談できるので、1人で抱え込む必要はありません。
デザインのスキルアップに注力しやすい
会社にもよりますが、基本的に制作会社だとデザイナーの仕事は制作がメイン。仕事で他の事務作業や営業活動まで任されることはないので、デザインの仕事一本に集中できます。
とにかく手を動かす機会が多い環境なので、上達も早かったんじゃないかと思います。(もちろんまだまだですが…)
また、業務に関する勉強や外部セミナー代などを一部会社が負担してくれたことも。
全ての会社でそうだとは限りませんが、デザインのスキルアップに注力しやすい環境かと思いました。
大きめの案件に挑戦できる
会社が受けた仕事をすることになるので、1人だと到底挑戦できないような大きな企業の広告に携われることもあります。
馴染みのある企業の広告デザインを手掛けられると、なんだか少し嬉しくなったりします😇
他の役職の人の仕事を見て学べる
特に将来的に独立を考えている人にとってはディレクターの打ち合わせに同行したり、やり取りを間近で見たりできるのはかなり大きいと思います。
独立して1人でやっていくにはデザイン制作のスキルだけじゃなく、見積もり対応や納期の折衝、クライアントや関連会社との交渉スキルなども必要です。
そういった「制作物が納品されるまでのデザイナー以外の仕事」を近くで見てある程度知っていると、独立を視野に入れたときにも役に立つかと思います。
WEBデザインの場合はどうやってコーダーに接続するのか?どのようなことに気をつけてやり取りすればいいのか?を実践できる機会にもなります。
制作会社で働いて感じたデメリットは?

続いて、働いてみて感じたデメリットを紹介します。
メリットと同じくあくまでわたしが経験した会社での個人的な感想なので、業界全ての会社に当てはまるとは限らないことに留意いただければと思います…!
事業に愛着を持ちづらい
中には自社事業を持っている制作会社もありますが、基本的にはクライアントワークが多めです。
1回限りの単発の案件でも、数回以上の継続の案件でも、立場上はあくまで外部パートナー。自社事業に愛着を持ちたい、自社に貢献したいという人の場合はやりがいを感じにくいかも?
逆にひとつの事業だけじゃなくいろんなクライアントの課題を解決する方がやりがいを感じる人にとっては、パートナーという形で携われるクライアントワークは向いているかもしれません。
納品した後の効果が分からない
一度納品したらプロジェクトは終わりなので、その後どうなったのか・改善はされたのかまでは分からないことが多いです。
良い反応やフィードバックをもらえたら嬉しいのですが、結局目的は達成できたのか?が分からず少し歯痒い思いをすることもあります…😔
給与水準が低め?
個人的な所感ですが、一般的に制作会社は10人前後〜20人弱の小規模な会社であることが多く、大企業ほどの収入や昇給は見込めなさそうな印象です。
業種や会社によるところではありますが、「絶対に給料が下がるのが嫌だ!」という場合にはあまりおすすめできないかもしれません。
未経験でも制作会社に転職/就職できる?

わたし自身も未経験から制作会社に転職しているので、未経験からも転職/就職はできると思っています!
ただ専門職である以上、未経験から転職するならしっかりと技術を身につけてから望む必要があります。
スクールを利用するのがおすすめ
体系的に学べて就職サポートも受けられることから、社会人で在職しながら未経験転職を目指す方にはスクールがおすすめ。わたしもスクールを利用しました。
スクールでできた友人とは現在もデザイナー仲間として情報交換や交流が続いているので、1人じゃ続けられる自信がない人にも向いているかと思います!
ただ、スクールと謳うサービスの中には怪しい業者も存在するので、スクール選びの時にはしっかりと見極めるのが大事。
別の記事では業界ではある程度有名なスクールもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください💡

独学派にはネットより本がおすすめ
独学で勉強したい派の方には本を使うことをおすすめします。
ネットの情報だけだと断片的だったり真偽が不明だったりしますが、本なら著者のある程度の身元が確認できる上に情報も体系的に整理されているからです。
このブログでもいくつか初心者にもおすすめできるデザイン本を紹介しているので、参考にしてください📚


まとめ
以上、制作会社で働いてみた所感をわたしなりにまとめてみました。
制作会社は大変そうなイメージもあるかもしれませんが、そのイメージだけで選択肢を狭めてしまうのも勿体無いと個人的には思います。
この記事が制作会社の仕事をイメージするのに少しでも参考になれば嬉しいです!
また、わたしが転職するまで何をしたかについては別の記事で詳しく触れています。ぜひこちらもチェックしてみてください。




