デザインの上達方法の一つとして、トレースや模写が効果的とよくいわれています。
しかし実際、どうやって始めればいいんだろう…という風に思ったことはありませんか?
筆者もデザインの勉強を始めた当初はトレース・模写に取り組んでみたものの、何を題材にすればいいのか分からず手が止まってしまうことがよくありました。
実際にやってみて気づいたのは、題材の選び方がとっても大事だということ。そしてその点で、本を使うのがすごくおすすめだということです。
この記事では、わたしが実際に使ってよかったトレース・模写に特化したおすすめの本を紹介します!
本全般やトレース・模写をおすすめする理由は別の記事でも詳しく書いています📚


デザインのトレース・模写練習におすすめの本
実際にわたしが取り組んで良かったと思えた本のみ、主観的な難易度・向いていそうな人と共に紹介します!迷っている人はぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
①デザインのドリル
| 難易度 | ★☆☆☆☆ |
|---|---|
| こんな人に | トレース・模写が初めてな人、基礎からしっかり固めたい人 |
整列・グルーピング・メリハリなどデザインの基礎が網羅されています。1冊目はまずここから、というぐらいおすすめ!
使用する素材のデータは付属・使用フォントも教えてくれるので、素材集めに迷わず手を動かすことに集中できます。
実際にわたしがトレースに取り組んだデザインの一部はこんな感じです!
※成果物シェアのためのSNS・インターネット投稿は許可されています。


トレースだけでなく、模写・色彩設計・自主制作などに挑戦できるパートもあるので、ダレずに最後まで取り組めました。
こちらは指定された文字を使ってお題の制作物を一から作る課題です。


4年前に制作したものです。。。笑
②デザインのドリル2
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
|---|---|
| こんな人に | ドリル1を終えた人、コンセプト表現を練習したい人 |
「デザインのドリル」の続編ですが、学べる内容がコンセプトの表現に特化しているので前作とは別物です。
デザインをバナー・フライヤーなど別媒体に展開したバージョンまで収録されているのが実践的!「デザインのドリル」をやり終えた人も買う価値ありだと思います。
実際にわたしがトレースに取り組んだデザインはこんな感じです。コンセプト編と銘打つ通り、「おいしそうなデザイン」「おしゃれなデザイン」などいろんなコンセプトが練習できます🍬
※成果物シェアのためのSNS・インターネット投稿は許可されています。




③Illustrator & Photoshop デザインの作り方 アイデア図鑑
| 難易度 | ★★★☆☆ |
|---|---|
| こんな人に | ソフトの操作に慣れてきた人、グラフィカルな表現を学びたい人 |
ここからは模写ができる本の紹介です。この本は作り方をキャプチャ画像つきで解説してくれているので、手順通りに進めれば再現できる構成。
「デザインのドリル」シリーズが比較的フライヤー・バナー等が多いのに対して、こちらはグラフィカルでエモーショナルな表現のコツや合成・レタッチ技術も扱っています。「かっこいいデザインを作れるようになりたい」という人には特に刺さると思います!
難易度的には中級者向けのテクニックも含まれているので、ソフトを触り始めたばかりの人は難しく感じるところもあるかも…。ある程度ソフトの操作には自信がある、あるいは「デザインのドリル」シリーズを終えてからチャレンジするのがおすすめです!
実際に本の作例に従って作れたのはこんなデザインです。
※成果物シェアのためのSNS・インターネット投稿は許可されています。




④Photoshop レタッチ 2.0
| 難易度 | ★★★★☆ |
|---|---|
| こんな人に | Photoshopをもっと使いこなしたい人、グラフィカルな表現の幅を広げたい人 |
2025年10月発売と記事内で紹介している中では最も新しい本。AIを使った生成拡張など最新機能の使いこなし方もカバーされているのが特徴です。
「Illustrator & Photoshop デザインの作り方 アイデア図鑑」と同じくグラフィカルでかっこいい作例が多めですが、こちらはPhotoshopに特化している分中級者向けのテクニックも多め。難易度は高めですが、できるようになれば表現の幅がかなり広がると思います。
Photoshopはできることが非常に多いです。全てを完璧にマスターとまではできなくとも、「Photoshopではこんな表現ができるんだ」と知っておくだけで、全く知らない状態よりは差が出てくるんではないでしょうか。
実際に本の作例に従って作れたのはこんなデザインです。
※成果物シェアのためのSNS・インターネット投稿は許可されています。




予算が気になる人向け!トレース・模写練習におすすめのWEBメディア
本を使う方法がおすすめとはいえ、「まずはお金をかけずに試してみたい」と思うこともありますよね。
ここからは、素材集めやフォント探しに多少手間はかかりますがトレース・模写の練習として活用できるWEBメディアを紹介します!
①MdN Illustratorチュートリアル / Photoshopチュートリアル


デザイン・グラフィック分野の書籍で有名なMdNが運営するWebメディア内のチュートリアルコンテンツです。キャプチャ付きで作り方を解説してくれているので、手順通りに進めれば再現できます。
作例はグラフィック寄りなので文字組の練習には不向きですが、新しい表現の引き出しを増やしたい・ツールの習熟度を上げたいという人にはぴったり。特にPhotoshopのコンテンツは2026年5月現在も頻繁に更新されています!
素材は基本的に自分で用意する必要がありますが、フォントは作例によって記載してくれていることも。
②BANNER LIBRARY


バナーデザインに特化したギャラリーサイトです。Pinterestと違いプロが厳選したデザインが並んでいるので、質のムラが少なめなのがポイント。
テイストやジャンルを絞って検索できるので「美容系バナーだけ練習したい」「文字組だけを練習したい」といった使い方もできます。フォントや素材は自分で近いものを用意する必要がありますが、まずはネット上にあるバナーを使ってトレースを試してみたい人におすすめです。
まとめ
今回はトレース・模写の練習におすすめの本とWebメディアを紹介しました。参考になれば嬉しいです!
観察して手を動かして、の繰り返しがデザインの引き出しを増やしてくれると実際にやってきた中で実感しています。最初は思うように進まなくても、1冊終わったときの積み上げ感はきっと自信になるはずです。
気になるものがあればぜひやってみてください!

